15年来の付き合いだった、ある友人とのお話しです。
彼女とは、何かにつけて気が合い、話も弾み、応援をしてくれ、祝ってもくれた、とても大切な友人だった。
彼女も私も、義理の親との同居や、子どもたちの学年も同じと言うこともあり、また職種は違っても、お互い手に仕事を持っていることも同じだった。
お互いのしあわせを願い、素直な気持ちで、彼女とは付き合えていたはずだ。
彼女は、自宅で義母の介護をしながらも仕事を続けてきた。義母が他界し、やっと家族の時間にも余裕が出てきたいう時に、彼女の夫婦間に問題が発生した。
夫婦間の問題なので内容は割愛するが、どうか、今一度夫婦が向き合う時間を作って欲しいと願う。
居なくて清々している、と彼女は言うが、そういう考えは間違っていないか、今後互いの人生をもう一度考えて欲しいと強く願う。
彼女は、旦那さんから、義母の介護のお世話での感謝の言葉をまだ聞いていない。とも言っていた。
私(彼女)は旦那に甘えたいのに、甘え方がわからない。
私の方が男らしくなってしまって、旦那の方が女子力が強いのよ、とも言っていた。
彼女自身が経営者としてやっていくために強くなり過ぎたのかもとも、語っていた。
いろんなことを思い悩みながらも、笑い飛ばして言う彼女だった。
私は今、カウンセリングの仕事をしている。
相談者が、話を端折ったり、話を誤魔化していては、物事の成り行きが見えてこない。当然、辻褄も合わなくなる。
カウンセリングでは、もちろん相談者さんの主観で成り行きを説明されるから、私はゆっくりと聞く事を心がけているのだが、相談者自身が、自分を正当化ばかりするため、本来大切な前向きな行動ができない。
今後どうして行きたいのか、何に気づかなければならないか、という前向きな姿勢を自ら拒んでしまい、相手を否定し続けてしまうだけで、解決する糸口を見つけようとしない。
私がカウンセリングの話を、彼女との話の間に説明をした理由は、どんなに親しい間柄でも、ことの経緯(いきさつ)はしっかりと伝えてくれなければ、真剣に向き合えない。
たとえ相談者からの一方的な話であっても、それが事実であれば、解決策はきっと見つける事が出来ると思うのだが、話を逸らしたり、端折ったりすれば、事実とは異なり、嘘になり、感情の整理どころか、憎しみを増幅させてしまう。必ず誰かのせいにする。
私は、今回の件で、15年来親しかった彼女との距離をおこうとしたのは、彼女自身が自分と向き合い、旦那さんとも向き合い、夫婦の今後を話し合う事を優先して欲しいと、願うからだ。
私が彼女から相談を受けた時点、すでに彼女は、ある友人と策略し、旦那さんを陥れることを計画して、夫婦間の亀裂を生んでしまっていた。その策略が、事を荒立たせてしまっていた。
ただ、改めて一言。
夫婦の関係性を、壊して喜び、面白がるような人は、本当の友人ではない。
この絵には、「道祖神」が描かれています。
人生の道標(みちしるべ)
互いに信じ合う=信じて支え合う
人生の妙
なぜこの人と なぜあの人と
理由など 後から付いてくる。
要は信じられるか 信じられないかだと思う
筋書きのないドラマ
人生に行き先があるのでしょうか?
いままで私が通った道には何があったでしょう。
これから歩む道には何があるでしょう。
一人で歩きますか?
二人で歩きますか?
どちらも自分で決める道。
信じますか?
信じませんか?
どちらも自分の心で決めた道。
しあわせですか?
不幸せですか?
どちらも自分の選んだ道。
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